八日後の空が何色かなんて

誰にも分からないでしょ?

15.にべもなく、よるべもなく

加藤シゲアキ先生、4冊目の小説発売おめでとうございます。

初の短編集ということで。「傘をもたない蟻たちは」。

いまを生きる人々の「生」と「性」を浮き彫りにする6編の物語。

 

過激な性描写と同性愛を書きました なんて言われたらもーーー気になるでしょ。

描き下ろしの「にべもなく、よるべもなく」に出てくる核となる小説「妄想ライン」は加藤さんが高校生のときに初めて書いた作品とかもう。

読もうと思ってページをめくると突然物語が始まって「なにこれ??」

スッと引きこまれる。

加藤さんの本を読むときはいつも手が震えて心臓がバクバクして息をするのもしんどくなるのだけれど今回もやっぱりそうで。病気かよ。

 

同性愛ってやっぱり複雑で難しくて繊細なものだと思っているんですよ私は。

なんかそれを書くのってすごいし綺麗に表現されてるなって思いました。

感想を綴るということが苦手すぎてなにも言えねぇ…。

 

「にべもなく、よるべもなく」の意味

にべもない…愛想がない。そっけない。冷たい。取り付く島もない。

よるべない…身を寄せるあてがない。頼りにできる類縁の者がいない。孤独であり不安である。

 

「よるべない」は漢字にすると「寄る辺ない」。

こんな言葉があるということに感動する。

だって頼りにできる類縁の者がいないとか孤独で不安とかそんなね…?

そんな悲しいことってないよ。

 

ということで加藤先生出版おめでとうございます。(雑)

傘をもたない蟻たちは

傘をもたない蟻たちは